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新型コロナウイルスが障害のある方の買い物にもたらす影響を調査しました

ユニバーサルマナー検定を運営するミライロでは、新型コロナウイルス(以下、コロナウイルス)の流行に伴い、障害のある方の買い物に関する変化や課題を抽出し、社会へ共有するために調査を実施しました。

調査報告書

 

 

スライドショーが見にくい方や音声読み上げでご覧になりたい方ようにWord版もご用意しております。
次のリンクからダウンロード可能です。
新型コロナウイルスが障害のある方の買い物にもたらす影響調査結果.doc

調査概要


調査内容】
・コロナウイルス流行に伴う障害者の買い物の変化やお困りごと
・買い物で
嬉しかった配慮や今後の理想的なサポート、配慮
・今後「楽しみにしている外出」やそれに関連する不安なこと 等

【調査日】2020年6月5日(金)~ 6月9日(火)
【調査対象】ミライロ・リサーチ会員モニター
【人数】合計 298名 
【調査手法】Webアンケート

コロナウイルス流行による買い物の変化


コンビニやスーパー、ドラックストアなどの「対人の買い物」は約半数が利用が減ったと回答しているのに対して、デリバリーやネット通販などの「接触が少ない買い物」は大幅に増えている。

「食品のテイクアウトやデリバリーサービス」は全体的に利用は「増えた」と回答した方が多かったが、聴覚障害と内部障害のある方から「もともと利用していない」との回答が多く寄せられた。「ネット通販」についても全ての障害種別でほぼ半数の方が「利用が増えた」と回答したものの、視覚障害のある方の「もともと利用していない」の割合が高かった。買い物がしやすくなる理想的なサポートや配慮を尋ねたところ、複数の方が、ウェブへのアクセスの改善について回答した。

緊急事態宣言の前後で、買い物の頻度がどのように変化したのか


買い物時の困りごととして、「以前のようなサポートが受けられなかった」のほか、コロナウイルス対策により新たに発生した課題も多く見受けられ、中には「感覚過敏でマスクの着用ができない」など、障害に関連した理由によりウイルス対策ができず、買い物に行きづらいといったケースもあった。

コロナウイルスの流行時に買い物で嬉しかった配慮・今後の理想的なサポートや配慮


買い物時の困りごとについては買い物時に嬉しかった配慮に関し、259の回答が寄せられたうち、80件が「特にない」「配慮はなかった」という記載だった。ウイルス対策が進められる中、人的なサポートや配慮が受けにくくなったことが背景にあると推測される。

そんな中、買い物で嬉しかった配慮としては大きく以下の4つの意見が見受けられた。特別な対応ではなく、これまで通りの配慮が受けられることや、コロナウイルス対策によって視覚情報が豊かになるなど、意図せずに進んだバリアフリーなどが挙げられた。



①いつも通りの対応がありがたかった
「いつもと変わらず買い物袋に詰めましょうかと聞いてくれた」
②コロナウイルス流行下でも人的なサポートを受けることができた
「レジからサッカー台まで買い物カゴを運んでもらえたこと」
③情報が取得しやすかった
「コロナウイルス流行前よりもジェスチャーが増えた」
  ④お客さんがサポートしてくれた
「普通に買い物をされているお客さんの方が、何かとりましょうか?と声を掛けてくださった」



今後、買い物がしやすくなるような理想的なサポートや配慮について、大きく「障害に関する知識やニーズの把握」「情報開示」「新たな取り組みの検討(ソフト)」「新たな取り組みの検討(ハード)」の4つの配慮への要望が見られた。

中には生活に密接に係わる課題や「医療機器に影響を与える可能性があるため、防犯用ゲート近辺での体調確認はやめてほしい」など命にかかわる対策の必要性を訴えるコメントも見受けられた。

今後の外出について


楽しみにしている外出として、「外食」が最も多く、次いで「旅行・帰省」「ショッピング」が挙がった。しかし、外出に対する不安の声は多く、感染対策に関する不安に加え、「介助者にサポートを依頼しては迷惑なのではないか」「障害に関連した理由によりウイルス対策が完全でないことで特異な目で見られてしまうのではないか」という悩みが寄せられた。

外出自粛要請解除後、楽しみにしている外出

ミライロの見解


障害者から提案のあった「ネット通販のウェブアクセシビリティ改善」や「指さしコミュニケーションボード」などは、障害者に加え、高齢者や子ども、外国人などを含むすべての方に便利なアイデアが含まれており、これらの対応は、多くの方に安心を提供することと考えられる。

コロナウイルス感染対策に伴う「新しい生活様式」の中で、障害者のニーズは多様化し、変化していくことをふまえ、これまでの配慮やサポートに加えて、障害に関連した課題等をふまえたウイルス対策の知識が必要になると考えられる。また、声掛けや人的サポートの提供を求めている方が多いことから、このようなソフト面の対応を行うことにより、満足度の向上が期待できる。

 

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