講師・岸田の自宅の様子
4月28日、ユニバーサルワーク研修をオンラインにて開催しました。

このオンライン開催はこれまでとは異なり、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、「講師の自宅から」皆さまにお届けしました。個人受験の開催では、初めての取り組みとなりました。

ユニバーサルワーク研修とは

企業や自治体において、精神障害者や発達障害の方の雇用や協働を行なっていくための研修です。

実際の就労現場で起きた実例を元にしたさまざまなケースワークを行いながら、お声がけや対応方法の基本を学んでいただきます。

※パーソルチャレンジ株式会社との共同開発カリキュラムです。

◆自宅から、オンラインで、講義をするということ

自宅から、オンラインにて、皆さまに講義をお届けすることには、どんなメリットがあるのでしょうか?
今回講義を担当した車いすユーザーの講師・岸田ひろ実に聞いてみました!

オンライン講義の良いところ

オンライン研修のパソコン画面
  • 新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛を求められ、会場へ足を運ぶことが難しい方に、ご自宅にいながら学びを深める機会を提供できること
  • 学校が休校中でお子さんがお家にいらっしゃる方も、ご参加いただけること
  • これまで遠方にお住まいでお越しいただけなかった方や、スケジュールの調整が難しかった方にも気軽にご参加いただけること

新型コロナウイルス感染症の影響でオンラインセミナーが増えていますが、さまざまな方にご参加いただけるというのも、大きなメリットです♪

 

“講師の自宅から伝える”

【写真】岸田の講演風景実は私は持病があり、新型コロナウイルスに感染すると重症化する確率が高いため、自宅から講義ができたことはリスクを抑えられありがたいことでした。

また、移動時間や拘束時間も大幅に削減されたため、車いすユーザーの私にとっては体力面でも負担が減り、良いコンディションで皆さまに講義をお届けすることができました。

受講される皆さまの感染リスク低減はもちろん、講師にとっても自宅から伝えることは大きなメリットでした。

 

実現できるまで

 “講師の自宅からお伝えする” 研修の実現までには、さまざまな苦労がありました。

新しいシステムを導入し、操作方法を遠隔で伝授。機材の準備や動作確認。緊急時の連絡手段の確保など、やらなければいけないことは山積みでした。デジタルツールが得意ではない私にとっては、新たな挑戦でもありました。しかし、遠隔でのスタッフのサポートによって乗り越えることができました。

離れていてもサポートの温かみを感じたと同時に、コミュニケーションの大切さも感じることができ、更なるチームワークをも醸成することができました。

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私たちはこれからもすべての方が安全、安心にご受講いただける方法を考えてまいります。

従来通り皆さまの会社の会議室で、いや、もしかしたら、講師の自宅からオンラインを通じて皆さまにお目にかかる日も近いかもしれませんね♪

どのような方法であっても皆さまとお会いし、ユニバーサルマナーをはじめとするさまざまな考え方をお伝えし、共に考える機会を楽しみにしています。


 

ユニバーサルマナー検定をはじめとした各種研修は、リモート環境に対応し、オンラインでの受験が可能になりました。
詳細・お申込みに関しては下記のリンクからご確認ください。

■オンラインで団体受験(企業研修等)をご希望の方はこちら!!(検定を運営する「株式会社ミライロ」のHPに飛びます)
 □実施レポート:【受講者も講師も自宅から!】NECの新入社員の皆さまに、検定3級を受講いただきました


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